オクトーバーフェスト開幕! 横浜赤レンガ倉庫

◆130種以上のビール登場 世界最大のドイツのビール祭りを再現した「横浜オクトーバーフェスト2016」が30日、神奈川県横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫で始まった。10月16日まで。

 今年はドイツから「テューハー」「リーゲレ」の二つの醸造所のビールが日本初上陸するなど、昨年よりも約30種類多い、過去最多の130種類以上が登場。例年人気のソーセージやムール貝の盛り合わせのほか、ドイツ料理である魚のすり身の揚げ団子も初めて販売されている。女性向けにデザートを強化した。

 15回目の今年は初めて平日(金曜を除く)夜に予約席を設け、雨予報の日に特典が受けられるサービスや誕生日の人対象に毎日1組、ドイツ楽団が生演奏で祝う企画もある。

 東京都多摩市から来た会社員岩崎全孝さん(26)は3リットルのビールを注文。「さっぱりしておいしい。誰とでも仲良くなれるこの祭典が大好き」とジョッキを傾けた。

 オープニングセレモニーではステージで楽団が音楽や踊りを繰り広げる中、来場者は「プロースト!」の掛け声で、次々と乾杯。横浜赤レンガの上松瀬能秀社長は「本場のビールを飲んで、楽しく盛り上がってもらいたい」と話していた。

 入場料300円(飲食代は別)。問い合わせは、本部電話080(3727)0970。

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