横浜29大学一堂に みなとみらいで学校紹介イベント

 神奈川県横浜市内の29大学が自校の特徴を紹介する「ヨコハマ大学まつり2016」(実行委員会主催)が1日、横浜・みなとみらい21(MM21)地区のクイーンズスクエア横浜周辺で開幕した。キャリア教育講座やサークルのパフォーマンスなどを開催。多くの中高生や保護者らが訪れ、志望校の魅力を探っていた。2日まで。

 横浜市の「大学・都市パートナーシップ協議会」参加大学が一堂に会する一大イベントで、今年で5回目。初日は14の教室・講座が用意された。

 横浜創英大学の講座「看護学生ってどんなことを学んでいるの?」には中高生ら約30人が参加。学生による授業紹介を聞いた後、血圧測定や高齢者体験などに挑戦した。市立十日市場中2年の生徒(13)は「看護師志望なので友だち2人を誘って来た」。友人たちも「聴診器でドクンドクンという音の聞こえ始めと終わりが分かった」と目を輝かせた。

 ステージでは、各大学のサークルが、フラメンコ、チアリーディング、ジャズのビッグバンド演奏などを披露し喝采を浴びていた。

 2日も展示やステージのほか、こども体験教室「『光』を測ってみよう!」(関東学院大)など15教室・講座を行う。

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