チョークアート

 ◎…都城市立図書館は著名人を写実的に描いたチョークアート=写真=を玄関に飾り、来館者を楽しませている。同市のバーテンダー廣松大輔さん(39)が描いたもので、不定期で作品を入れ替える。

 ◎…同館であったイベントで作品が好評だったことから出品を依頼された廣松さん。黒板に白チョークで描き、指先で陰影や質感も細かに表現。これまで太宰治など5作品を展示し、現在は松田優作。

 ◎…完成度の高さに市民の目はくぎ付けで、「消えてしまうのはもったいない」との声も。一方の廣松さんは「消えるからこそ心に残る。本県出身者シリーズも面白いかな」と新たな構想を描く。

© 株式会社宮崎日日新聞社