認知症に対する図書館の役割はー3日に横浜でフォーラム

 認知症の人を医療や介護だけでなく社会で包摂する中で、公共図書館が担うべき役割を考えるフォーラム「認知症にやさしいまちづくりと図書館」が3日、横浜市中区相生町3丁目の泰生ビル2階「さくらWORKS〈関内〉」で開かれる。

 図書館のコンサルタントなどを手掛ける企業、アカデミック・リソース・ガイドの主催。図書館の中には認知症に関する本を集めた棚を設けたり、記憶を刺激するような昔の写真が載った本を集めたりする例がある。

 フォーラムでは、企業や自治体、NPOなどの垣根を越えて認知症の課題解決に取り組むネットワーク「認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ」の岡田誠さん、図書館の立場から関わる福岡県直方市立図書館の野口和夫館長らが事例を報告する。

 午後6時から同8時まで。入場無料。問い合わせは、アカデミック・リソース・ガイド代表の岡本真さん電話070(5467)7032。

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