実習生失踪、建設・農業で数突出

法務省、業種別に初集計

 外国人技能実習生の失踪を巡り、実習先の業種として建設業と農業が突出して多いことが8日、法務省の調査で分かった。9~10月分の集計で、失踪者全953人のうち292人が建設業、195人が農業と2業種の合計で全体の半数を占めていた。

 失踪数は2015年に過去最多の5803人を記録。一部の実習先では劣悪な環境が問題化している。法務省は詳細な実態を把握するため、9月から業種別の集計を始めた。これまでは全業種を一括したデータしか明らかになっていなかった。

 実習生の支援者を中心に以前から、建設業と農業は低賃金で野外の重労働を強いられているとの指摘があった。

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