相模原市内3リーグが初の“交流戦” 中学硬式野球

 「第1回ギオンカップ争奪中学硬式野球大会」が17、18の両日、サーティーフォー相模原球場(神奈川県相模原市中央区弥栄3丁目)で開かれた。同市内の中学硬式野球3リーグが組織を横断して初対戦し、関係者によると全国的にも珍しい大会となった。同市体育協会、ギオンカップ実行委員会の主催。

 参加したのは、相模原西リトルシニア、相模原北ボーイズ、相模原ボーイズ、相模原南リトルシニアなど計6チーム。18日の決勝は相模原ベースボールクラブと相模原リトルシニアが対戦。六回に5−5の同点となる熱戦が繰り広げられ、試合は異例のナイター照明で続行。延長九回、1死満塁の特別ルール(タイブレーク)を適用した結果、相模原ベースボールクラブが初の頂点に輝いた。

 同クラブ主将の内山優志さん(13)=市立相模台中学2年=は「初めての相手なので苦戦した。接戦だったが、自分たちの野球ができたと思う」。準優勝の相模原リトルシニア主将田辺直人さん(14)=同弥栄中学2年=は「少し緊張したが、この大会で他のチームの選手と仲良くなった」と話していた。

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