〔大気不安定〕27日昼過ぎにかけて西・東日本では落雷・突風などに注意 交通に影響のおそれも(12/27)

気象庁は27日04:45、「雷と突風に関する全般気象情報 第2号」を発表しました。発達中の低気圧が若狭湾沖にあって東北東に進んでおり、きょう27日の朝には三陸沖に進むとみられ、昼過ぎにかけて寒冷前線が西日本と東日本を通過する見込みです。この低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本と東日本では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
関東地方の沿岸や伊豆諸島では南寄りの風が強くなっており、昼過ぎにかけて非常に強く吹く所があるとみられ、交通機関に影響が出るおそれがあります。
気象庁は、西日本と東日本の太平洋側を中心に、落雷、竜巻などの激しい突風、急な強い雨などに注意するよう呼びかけています。

■気象概況
【日最大瞬間風速】
・高知県  室戸岬   29.2m/s 南西 (27日04:17)
・和歌山県 友ケ島   26.6m/s 南  (27日04:44)
・徳島県  蒲生田   24.8m/s 南南西(27日05:00)
・和歌山県 和歌山   22.4m/s 南南西(27日04:33)
・大阪府  関空島   22.1m/s 南南西(27日05:00)
・徳島県  日和佐   20.9m/s 西南西(27日03:15)
・和歌山県 潮岬    20.5m/s 南西 (27日04:59)

■今後の見通し
【最大瞬間風速】(27日)
・35m/s 関東地方の陸上
・30m/s 関東地方の海上、伊豆諸島

【波の高さ】(27日)
・4m 千葉県(太平洋側)、茨城県、伊豆諸島
・3m 相模湾、東京湾(神奈川県三浦半島)

■防災事項
・注意:落雷、竜巻などの激しい突風、急な強い雨、降ひょう、農作物や農業施設の管理
※発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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