知識ぎっしり 本の福袋 新年貸し出しへ都筑図書館

 横浜市都筑図書館(同市都筑区)は来年1月5日から、「本の福袋」を貸し出す。中身は小説や漫画、写真集など3冊で、大人向けと子ども向けで25袋ずつ計50袋を用意。読書の幅を広げ、さまざまなジャンルの本に親しむきっかけにしてもらう趣向だ。

 3回目の企画で、過去2回の利用者アンケートの結果も踏まえ、子ども向けに3袋の中高生用を新たに追加。同館職員が選んだ「おいしいものいっぱい」(小学生用)、「星を追う」(大人向け)、「短編の世界」(同)などのほか、利用者の要望を踏まえた「2歳の息子が何度も読んでと喜んでくれた本」(0〜6歳用)や、6歳の子どもがアンケートに記していた「私の好きな本」(低学年向け)を詰めた袋もある。

 同館の三田稔館長は「図書館は人生の教科書。本はたくさんの知識をもたらし、人生の幅を広げてくれる。本との出会いを通して、大人も子どもも人生を豊かにしてほしい」と来館を呼び掛けている。

 福袋の貸し出しは先着順。問い合わせは同館電話045(948)2424。

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