〔海外深発地震〕セレベス海でM7.3・津波被害のおそれなし(1/10)

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間1月10日15:13頃、セレベス海付近を震源とするM7.3の深発地震が発生しました。津波警報センターは、津波に関する情報を発表しましたが、津波による大きな被害のおそれはありません。【1月10日19:00現在、レスキューナウまとめ】

【発生事象】(USGS)
震源地:セレベス海(北緯4.4度 東経122.5度)
近隣都市からの方角・距離:
フィリピン・Tabiauanの南南東 188.8 km
フィリピン・カンシパティの南東 225.8 km
フィリピン・Siasiの東南東 229.0 km
フィリピン・Malusoの南南東 242.7 km
フィリピン・コロナダルの南西 338.0 km

発生日時(日本時間):1月10日15:13頃
震源の深さ:612.7km
地震の規模:M7.3
津波:津波警報センターは、津波に関する情報を発表しましたが、津波による大きな被害のおそれはありません。

■基礎データ
フィリピン共和国
人口:約1億98万人
首都:マニラ
在留邦人数:17021人(外務省発表)

◆用語解説「深発地震」
・震源の深さが概ね300kmよりも深いところを震源とする地震。海溝付近から大陸プレートに潜り込む海洋プレートの上面(発見者の名前から「和達・ベニオフ帯」と呼ばれる)で発生し、双方のプレートの岩盤の性質の違いにより地震波の伝わり方が異なることから、震源近くよりも震源から遠く離れた場所で大きな揺れを感じることがある(異常震域)。

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