撮影した場所と時期はいつ? 井上陽水のジャケット写真で情報求む

 「撮影場所・時期が分かる方はご一報を」 シンガー・ソングライターの井上陽水(68)が所属する音楽会社「ユニバーサルミュージック」(東京都港区)が、2月15日にCDで再発売する井上の大ヒット曲「夢の中へ」で使用するジャケット写真の撮影場所、時期についてファンなどからの情報を求めている。

 アフロヘアーでカメラを持ち笑う青年−。サングラスをかけている印象が強い井上だが、「人生が二度あれば」「傘がない」(ともに1972年)など活動初期は横顔など素顔を公開。「夢の中へ」(73年)のジャケットでも、素顔で振り返る姿がレコードの“顔”として起用されており、長年のファンからは懐かしい1枚の公開になった。

 問題は一つ。写真が古すぎて、いつ、どこで撮影したものか不明であるということ。東京の三軒茶屋、宇都宮…。時期は「夢の中へ」を発売した73年の夏では…との説が有力だが、●井上自身も確かな記憶がないという。情報の問い合わせは、本社代表電話03(6406)3001へ。

 CD発売される「夢の中へ」は茅ケ崎市出身の俳優・松坂桃李(28)主演のドラマ「視覚探偵日暮旅人」(日本テレビ系、22日から)の主題歌に起用。NHKの情報番組「ブラタモリ」のオープニング曲「女神」と、エンディング曲「瞬き」(ともに最新曲)などが収録される。

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