女性起業家の商品PR 横浜市と大型商業施設が連携

 神奈川県横浜市が大型商業施設と連携して、新たな女性起業家支援事業を展開している。集客力のある百貨店などで女性起業家の商品や事業をPRし、起業の促進を目指す。

 市は17日から2月28日までを「輝く女性起業家プロモーションウィークス」と位置づけ、マークイズみなとみらい(西区)、そごう横浜店(同)、東急百貨店たまプラーザ店(青葉区)で、女性起業家によるブース出店やイベント開催などを展開している。

 マークイズ1階では23日まで、シアバターを使ったせっけんやクリーム、着物リメーク雑貨、子ども向け知育玩具など、女性起業家が発案した商品やサービスを紹介する6ブースが出店している。

 ハンドメードジュエリーの販売ブースを出店した茅ケ崎市の熊田和美さん(47)は「マークイズは客層も商品のターゲットとマッチしている。このチャンスにファンを増やしたい」と意気込んでいた。

 林文子市長は17日に同店で開かれたオープニングイベントで「女性の感性を生かせば新たなビジネスや産業が生まれる。女性が社会で活躍できれば大きな力になる」と激励した。

 2月17〜19日は東急百貨店たまプラーザ店でブース出店、同19、26日はそごう横浜店でセミナーが開かれる。

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