ゆずがハタチとコラボ 20周年祝い地元横浜で特別公演へ

 結成20周年を迎える横浜出身のデュオ「ゆず」が24日、「みなとみらいホール」(横浜市西区)で3月1日に行う特別公演「ハレブタイ!ゆずとハタチでつくる“ありがとうコンサート”」の制作会見を同所で開いた。コンサートの様子は3月20日に、ドキュメンタリー番組としてBS日テレ、BSフジなど5局で、午後5時から同時放送される。

 特別公演は、ゆずが桜美林大学ソングリーディング部や慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラなど、各分野で活躍する20歳と競演する。リーダーの北川悠仁は「僕ら2人とも40歳。(年齢が)丸々倍なので、どんな化学反応が起きるか楽しみ」と胸を踊らせていた。

 「ここ(会見場)から歩いてでも行ける伊勢佐木町の路上でスタートした僕たち」とあいさつした北川は、今秋迎える20周年について「10、15周年は点のような感じがしていたけど、20周年は大きな丸がついた気がして。ゆず以上でも、ゆず以下でもなく、僕らはゆずなんだと」と感慨深げ。「実ったものをみんなと味わえるお祭りのような1年にしたい」と意気込んだ。

 「20年前の成人式は、別々の友だちと横浜アリーナに集まったけど、なぜか帰るときには2人だけになって市営地下鉄で帰ったな」と岩沢厚治を見つめると、岩沢は「弘明寺で降りて、この後どこの居酒屋に行こうか話した」と昔話に花を咲かせていた。

 

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