なでしこブランド新たに20件を認定 キャベツがもっと食べたくなるドレッシングなど

 県は25日、女性が開発に貢献した優れた製品やサービスを認定する「神奈川なでしこブランド」に、新たに地元農産物を原料としたドレッシングなど20件を認定した。

 認定商品を県が積極的にPRすることで、県内企業の女性登用や採用を後押しする狙いがあり、2013年からスタート。第4弾の今回は69件の応募があり、食料品・飲料6件、生活・文化用品10件、住宅1件、サービス3件が認定された。

 横浜市内のキャベツ農家の女性が地元農産物と無添加にこだわり開発した「キャベツがもっと食べたくなるドレッシングシリーズ」(加工倶楽部かながわ)や、病気によりカテーテルをぼうこうに入れて排出する尿をためる袋(蓄尿バッグ)を他人に見られないようにするカバー「ウロバッグキャリーカバー」(クリエートメディック)、京急線乗車券と京急バスフリー乗車券、食事・お土産チケットがセットになった「葉山女子旅きっぷ」(京浜急行電鉄)など。また、商品やサービスのアイデアを選ぶ「なでしこの芽」には2件が認定された。

 認定式は2月4日、マークイズみなとみらい(横浜市西区)で開催する。女性活躍をテーマに元プロテニス選手、杉山愛さんのトークショーなども行う。ブランドの問い合わせは県労政福祉課電話045(210)5744。

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