慈恵医大病院肺がん疑い1年放置

72歳の男性重篤に

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東京慈恵会医大病院=31日、東京都港区

 東京慈恵会医大病院で、肺がんの疑いがあると指摘された男性(72)の画像診断報告書を主治医が確認せず、約1年間放置される医療ミスがあったことが31日、男性側と病院への取材で分かった。男性は肺がんの治療を受けられないまま、昨年12月に容体が悪化して入院。現在も重篤な状態が続いている。

 慈恵医大病院はミスを認めて男性に謝罪した。がんの検査結果を放置するミスについては、昨年12月に名古屋大病院が医師間の情報共有不足などによる事案を公表している。画像診断報告書が放置される事案は全国でも起きており、医療界には再発防止への取り組み徹底が強く求められる。

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