女性の活躍後押し 「なでしこブランド」認定式

 「神奈川なでしこブランド2017」の認定式が4日、横浜市西区のマークイズみなとみらい・グランドガレリアで催された。中島正信副知事から22件の代表者に認定証が贈呈された。

 総合プロデューサーの残間里江子さんは「ちょっとしたアイデア、工夫など(認定された)商品の良さを皆さんに実感してほしい。今後も多くの応募を期待したい」と呼び掛けた。

 県は女性が開発に貢献した優れた製品やサービスを神奈川なでしこブランドとして認定し、意欲のある女性が企業などで活躍するよう、後押ししている。

 第4弾の今回は、食料品・飲料6件、生活・文化用品10件、住宅1件、サービス3件を認定。大豆イソフラボンを発酵させて生成したエクオールを主成分にした健康食品「エクエル」(大塚製薬横浜支店)などが選ばれた。商品やサービスのアイデアを認定する「なでしこの芽」には2件が決まっている。

 この日、女性の活躍をテーマに元プロテニス選手・杉山愛さんのトークショーなども行われた。

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