ラグビーW杯決勝まであと1000日 みなとみらいでイベント

 2019年11月に横浜国際総合競技場で決勝戦が開かれるラグビーワールドカップ(W杯)に向け、「決勝戦1000日前イベント」が5日、神奈川県横浜市西区の「MARK IS みなとみらい」で開かれた。15年W杯で日本代表の主将を務めたリーチ・マイケル選手らを迎えたトークイベントなどでラグビーの魅力を紹介し、「全世界から訪れる観客を歓迎し、大会を盛り上げよう」と呼び掛けた。

 トークイベントには、リーチ選手、女子セブンズ日本代表鈴木彩香選手、元日本代表の吉田義人さんが登場。リーチ選手は「日本代表を続け、日本人の強さをみなさんに見せたい」と決意を表明。鈴木選手は五輪種目の7人制ラグビーを説明し「東京五輪では金メダルを目指す」と力強く語った。吉田さんは「スポーツの世界三大大会のうち、ラグビーW杯、夏季五輪が続けて日本に来るのはすごいこと。世界中の人にすてきな大会だったと言われるよう盛り上げに頑張りたい」と語った。

 また、子どもたちの力でラグビーとW杯を応援しようと、横浜、東京の小学生ラグビー選手20人で昨年結成されたラグビー応援親善大使「ラグビージュキッズ2019」も登場。この日は12人のメンバーが、ラグビーのプレーを織り込んだダンスや、オリジナル応援ソングを披露し、盛んな拍手を浴びた。

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