伊業者、台湾沖に放射性物質投棄

北朝鮮と取引

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 【ローマ、台北共同】イタリアの海運業者が北朝鮮政府と取引し、1995年以降に台湾沖周辺に放射性物質を含む多量の廃棄物を不法投棄していたことが14日までに明らかになった。台湾の政府は専門チームを立ち上げ、事実関係の調査を始めた。

 環境汚染問題を担当するイタリア下院の調査委員会が8日、同日解禁された軍情報機関の機密文書の概要を公表し、問題が明るみに出た。文書には、イタリア人のジョルジョ・コメリオ氏が95年以降に北朝鮮政府と取引し、2億2700万ドルの報酬と引き換えに、放射性物質が入った容器20万個を台湾周辺の海中に投棄したとの記録があった。

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