大黒ふ頭に客船施設 19年春、超大型受け入れへ

 横浜ベイブリッジを通過できない超大型客船を受け入れるため、横浜港・大黒ふ頭(神奈川県横浜市鶴見区)に2019年春、新たな客船施設が開業することが14日、分かった。市街地の眺望に優れたベイブリッジそばの好立地。第1船は「海の女王」と称される英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」(QE、9万900トン)で、初めてとなる横浜発着クルーズを展開する。

 同時期には、横浜・みなとみらい21(MM21)新港地区(同市中区)の新港ふ頭9号岸壁にも大型客船向けターミナルが開業。既存の横浜港大さん橋国際客船ターミナル(同市中区)と合わせて4隻の大型客船が同時に着岸できる国内最大級のクルーズ港が誕生する。

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