花粉の備えお早めに 今季飛散量は昨年の2倍以上か

画像レジカウンター付近にある花粉症対策コーナー=大分市のドラッグストアモリ羽屋店

本格的な花粉の飛散シーズンを前に、大分市内の薬局や家電量販店には対策グッズの特設コーナーがお目見え。眼鏡店は新商品を投入する。今シーズンは飛散量が昨年の2倍以上とみられ、花粉症に苦しむ人たちが、早めに対策を講じてシーズンを乗り切ろうと来店している。

 大分市羽屋のドラッグストアモリ羽屋店では、花粉を99%カットする高性能製品など40種のマスクが並ぶ。ひもが柔らかく耳が痛くなりにくい製品を箱買いする客も。加藤正之店長代理は「着用後は1回でも外せば内側に花粉が付着する。外すたびに付け替えることをお勧めします」と話す。薬品系は眠くならない鼻炎薬、免疫力と抗アレルギー力を高める健康補助食品が人気。鼻腔(びこう)に塗ると花粉を吸い込まなくなるクリームや、顔に吹き付けると顔面全体にイオンのマスクが生じるスプレータイプも出ているという。

 同市公園通り西のケーズデンキパークプレイス大分本店では、ウイルス分解、高い集じん能力などが特徴の空気清浄器を約30種類扱っている。4~5万円台が売れ筋で、各部屋に置こうとまとめ買いする客も。設置する部屋の広さより高い性能の製品を求める傾向もあるという。岩下洋一部門長は「エアコンで十分と考えるお客さまもいるが、花粉などのアレルゲンは床にたまるため、空気を下から循環させる空気清浄器が必要です」と解説する。

 花粉対策眼鏡を販売する同所のJINSパークプレイス大分店では、従来の6~11歳の子ども向けと大人向けに加え、11~15歳向けモデルを新たに投入した。ゴーグルのように肌に密着して目に花粉が入るのを防ぐため、顔の大きさにきめ細かく対応する。3000円から買える手軽さもあり、親子で求める客もいる。糸屋友里絵店長代理は「花粉のニュースを聞いて来店するお客さまが増えてきた。今月後半にかけて売れ行きが伸びそう」と話した。

メモ:今季の花粉予想は日本気象協会の発表では、県内のスギ・ヒノキの花粉飛散量は平年より「やや多い」。量が少なかった2016年春に比べ、2・7倍に増えると予想。昨年夏の猛暑と少雨で、花粉を作る「花芽(はなめ)」が生育しやすい気象条件が整っていたという。

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