戦国時代の出雲で風土記利用

地名の由来記す

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 戦国時代の1502年に出雲(島根県東部)で記されたとみられる史料「灰火山社記」が、出雲国風土記(733年)を参考にしていたことが分かり、松江歴史館(松江市)が17日発表した。

 これまで鎌倉時代に京都で出雲国風土記の一部が引用された記録はあったが、出雲では最古の利用例。歴史館は「鎌倉時代以降、風土記がどのように伝えられてきたかを明らかにする手掛かりになる」としている。

 灰火山社記は、奥出雲にある愛宕山の神を祭るほこらを建てた際に由緒を記した文献。

 歴史館が今年1月、所有していた県内の元古美術商の男性から購入した。3月17日~4月19日に同歴史館で公開する。

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