気象庁によると、あす20日は、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を東へ進み、夜には三陸沖へ進む見込みです。低気圧や前線の通過により、北日本から西日本の広い範囲で非常に強い風が吹き、特に北日本ではふぶくところがある見込みです。所によって交通機関にも影響が出るおそれがあり、暴風に警戒が必要です。また、寒冷前線が通過する際には、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
さらに、低気圧の通過後は、あさって21日にかけて北日本の上空に強い寒気が流れ込み、日本付近では冬型の気圧配置が強まるため、北日本から西日本の海上ではしけの状態が続く見込みで、高波にも注意が必要です。
■今後の見通し
【最大瞬間風速】(～20日)
・35m/s 関東地方、伊豆諸島、北陸地方
・30m/s 東北地方、近畿地方、中国地方
【波の高さ】(～20日)
・5m 関東地方、伊豆諸島、近畿地方
・4m 東北地方、北陸地方、中国地方
■防災事項
・警戒：暴風
・注意：ふぶきによる交通障害(北日本)、落雷や竜巻などの激しい突風(東日本・西日本)、高波
