性犯罪を厳罰化、閣議決定

刑法改正案、明治以来の見直し

閣議に臨む安倍首相(中央)=7日午前、首相官邸

 政府は7日、性犯罪を厳罰化する刑法改正案を閣議決定した。強姦罪の被害者に男性を含め、法定刑の下限を懲役3年から5年に引き上げ。起訴するのに被害者の告訴が必要となる「親告罪」の規定を削除する。今国会に提出する。成立すれば、性犯罪に関する刑法の大幅改正は明治時代の制定以来。

 法改正を求める被害者らの声を受けて法務省で検討を進め、法制審議会(法相の諮問機関)が昨年9月、刑法改正要綱を答申した。

 現行刑法は強姦罪の被害者を女性に限定。改正案は、男性も含めた上で性交の類似行為も対象とする。名称は「強制性交等罪」に変更する。

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