6人に1人、ストーカー被害に 京都府内の学生2千人調査

 京都府警が、府内の大学生に実施したアンケートで、6人に1人が元交際相手などからストーカー被害を受けたと回答していることが11日までに、分かった。つきまといなどストーカー規制法の処罰対象となる行為を「許される」と誤認している学生も多く、府警は「若者が被害者にも加害者にもならないよう、正しい知識を伝えたい」としている。

■面会の無理強いやつきまといが多く

 府警は昨年10月~今年1月、府内の7大学の学生を対象にアンケートを行い、約2千人から回答を得た。そのうち339人がストーカー被害に遭ったと答えた。行為別では「嫌がっているのに面会を求められる」(143人)が最も多く、「つきまとわれる」(125人)、「電話やメールを繰り返される」(69人)、「暴言を浴びせられる」(62人)が続いた。

 一方、交際を拒否されているのに複数回、電話やメールをする行為に対し、約4割が「許される」と回答した。つきまといや待ち伏せも156人が容認しており、加害行為への認識不足が浮き彫りになった。

 交際相手との別れ話がもつれても「警察には相談しない」との回答が424人に上った。理由は、「大げさにしたくない」(144人)が最多で、「面倒くさい」「相談しても解決しない」も多かった。府警子どもと女性を守る対策室は「行政と連携して気軽に相談できる体制づくりに努めたい」としている。

 府警によると、2016年に府内で認知したストーカー事案は486件(前年比54件増)だった。

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