園児から中学生300人が囲碁熱戦 鎌倉、光明寺で大会

 第9回鎌倉子供囲碁大会が12日、鎌倉市材木座の光明寺で開催され、同市のほか横浜市、藤沢市などから小中学生、園児、保護者ら約300人が参加した。同大会実行委員会(近藤奎五委員長)が主催、鎌倉市、鎌倉ペンクラブ後援。

 大会は棋力別にAからCの3リーグに分かれる市長杯争奪個人戦、初心者を対象にした入門Dリーグ、これから碁を始める体験Eリーグなどバリエーション豊か。単なる子どもたちの腕試しの場だけではなく、囲碁を触れる機会づくりを設けている。

 近藤実行委員長は「参加した全員が楽しみ、碁をさらに好きになってもらいたいと願っている」とあいさつ。開会式後、各リーグが始まり、Aリーグは4局、Bリーグは5局、Cリーグは6局、各リーグハンディ戦による対局で優勝者を決めた。

 1局勝利するごとに当日配られたネームカードに赤いシールが貼られ、子どもたちは笑顔でシールを受け取っていた。

 Aリーグで戦った齊山天彪君(県立平塚中等教育2年)は2度目の優勝。A〜Cリーグの優勝、準優勝者は来年の大会チラシの表紙を飾る。◇ 大会成績は次の通り(敬称略)。

 ▽Aリーグ(1)齊山天彪(2)金野那智▽Bリーグ(1)木澤桜佑(2)大木祥太朗▽Cリーグ(1)古賀健志郎(2)石村百々寧▽Dリーグ(1)石川凛乃

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