東京で１月８日に開催された第３３回全国商業高等学校英語スピーチコンテストで、静岡県富士市立高等学校に通う英語部２年の日系ブラジル人、小西ジョナタン詩音ダクーニャさんが文部科学大臣賞・最優秀賞、日本国際連合協会会長賞を受賞した。静岡新聞今月２日付けなどで報じられた。
同校の英語部部長を務めるジョナタンさんは、スピーチの部に出場。「自分にしかない経験は何か」と考え、語学力ゼロで訪日し苦労したこと、その後の良い思い出について語ったという。昨年は暗唱の部に出場して、全国２位だった悔しさを晴らしたことも紹介された。
またこの快挙について、地元タブロイド紙富士ニュース電子版も１月１８日付けで伝えている。前日１７日に富士市長を表敬訪問し、受賞を報告。同紙には「昨年悔しい思いをしたので、最優秀賞を獲得できうれしい。今後は大学受験を頑張りたい」などと、喜びのコメントが掲載された。
