トピック平成28年熊本地震

熊本城天守閣に灰色シート 復旧工事で5月から1年余

 熊本市は16日、熊本地震で被災した熊本城天守閣の大天守に5月から足場を組み、建物の周りを危険防止の灰色のシートで覆うことを明らかにした。今後1年数カ月にわたって大天守は囲いで見られなくなる。

 市は天守閣建屋の復旧工事契約を3月定例議会に提案しており、同日の市議会経済委員会で説明した。

 熊本城総合事務所や建屋復旧の設計を担当している大林組現地事務所によると、復旧工事では大天守と小天守の周囲に作業用の足場を設置。工具などの落下を防ぐため、足場の外側をシートで覆う。風通しのよいメッシュシートを使う。

 5月の大型連休前に大天守に設置を始め、7月ごろには全体をほぼシートで覆う。2019年1月まで建屋が隠れた状態になる。

 小天守でも今年8月から足場を組み、順次シートを装着。20年末まで覆われる予定。

 大天守は19年、小天守は21年3月までの復旧工事完了を見込んでいる。(飛松佐和子)

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