南阿蘇村最初の仮設店舗完成 笑顔、幸せ呼ぶ商店街に

画像完成した仮設商店街「復興マーケット ブルー・ビー」を下見する入居事業者=南阿蘇村河陽の長陽運動公園

 熊本地震で被災した飲食店や工務店など5店が入居する熊本県南阿蘇村河陽の仮設商店街「復興マーケット ブルー・ビー」が完成し、17日に鍵の引き渡しがあった。村内で最初の仮設店舗で、各店は順次営業を始める。

 仮設住宅団地がある長陽運動公園に、村がプレハブ平屋1棟(延べ床面積約200平方メートル)を設置。建物や設備、周辺道路などが被災した5事業者が無償で借り、店舗や事務所に使う。商店街の名称は、同村の名物で幸せを呼ぶと言われる青い蜂から付けた。

 同日は4店の経営者が、内装やトイレなどの共用部分を確認。同村の黒川地区にあった美容室が被災した渡邉寿美[ことみ]さん(60)は「やっと、お客さんと笑い合える場所ができた。元の店を修復できるまでの間、地域の交流の場として盛り上げたい」と笑顔で語った。

 村は同村久石の道の駅「あそ望の郷くぎの」の駐車場にも仮設商店街(8店)を整備中で、3月下旬に完成予定。いずれも3年ほどの入居期間を見込んでおり、設置費用は独立行政法人・中小企業基盤整備機構が全額助成した。(堀江利雅)

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