2017年2月末現在の高齢者交通事故死者は310人 全体の54.4%、前年比では31人減

警察庁が3月17日に発表した、2017年2月末現在の交通事故統計によると、全国の65歳以上の高齢者の交通事故死者は累計310人となり、総数(570人)の54.4%を占めています。前年同月比(2016年はうるう年のため1日多い)では31人減(総数は40人減)で、1道25県で減少、1都1府14県で増加しています。
滋賀県で高齢者の死者ゼロが継続している一方、秋田県と長崎県では交通事故死者の全員が高齢者となっています。

■2017年高齢者交通事故死者数(2月末現在:確定値)
【月別】〈都道府県別最多〉
・1月:161人(-36)〈 8人:茨城県・栃木県・埼玉県・兵庫県・福岡県〉
・2月:149人(+ 5)〈11人:愛知県〉

・1日あたり5.25人/4.57時間に1人の割合

【都道府県別】
全国  310人(-31)[総数比54.4%]

北海道  5人(-6) [50%]
青森県  5人(+3) [55.6%]
秋田県  1人(-1) [100%]
岩手県  5人(-1) [55.6%]
宮城県  3人(-1) [75%]
山形県  4人(0) [57.1%]
福島県  7人(+3) [63.6%]
茨城県  14人(-5) [56%]
栃木県  13人(+6) [81.3%]
群馬県  8人(+4) [66.7%]
埼玉県  15人(+1) [57.7%]
千葉県  9人(-5) [37.5%]
東京都  11人(+2) [44%]
神奈川県 13人(+7) [56.5%]
山梨県  4人(+1) [66.7%]
長野県  8人(-1) [57.1%]
新潟県  4人(-2) [50%]
富山県  2人(-7) [33.3%]
石川県  5人(+4) [83.3%]
福井県  3人(-3) [60%]
静岡県  15人(-1) [65.2%]
愛知県  16人(-3) [53.3%]
三重県  7人(-3) [53.8%]
岐阜県  6人(-10)[54.5%]
滋賀県  0人(-5)
奈良県  9人(+7) [75%]
和歌山県 1人(-2) [20%]
大阪府  12人(+1) [44.4%]
京都府  6人(0) [50%]
兵庫県  14人(-3) [53.8%]
岡山県  10人(0) [71.4%]
広島県  5人(-3) [45.5%]
鳥取県  3人(0) [60%]
島根県  2人(-2) [50%]
山口県  4人(-1) [66.7%]
徳島県  1人(-7) [25%]
香川県  6人(-2) [66.7%]
愛媛県  9人(+2) [69.2%]
高知県  3人(-1) [42.9%]
福岡県  10人(-7) [43.5%]
佐賀県  1人(-1) [50%]
長崎県  4人(+1) [100%]
熊本県  7人(-1) [50%]
大分県  3人(0) [75%]
宮崎県  7人(+2) [50%]
鹿児島県 7人(+7) [46.7%]
沖縄県  3人(+2) [30%]

【ワースト3】
<総数>
1位:16人 愛知県(-3)
2位:15人 埼玉県(+1)・静岡県(-1)
3位:14人 兵庫県(-3)・茨城県(-5)

<増減数>
1位:+7 神奈川県(13人)・奈良県(9人)・鹿児島県(7人)
2位:+6 栃木県(13人)
3位:+4 群馬県(8人)・石川県(5人)

<高齢者率>
1位:秋田県・長崎県(100%)
2位:石川県(83.3%)
3位:栃木県(81.3%)

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