太陽光発電普及働きかけ 京都・宇治の団体

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太陽光発電設備の普及についての会議を開く「おひさまプロジェクト」のメンバーたち(宇治市宇治・市職員会館)

 京都府宇治市の住民や企業・団体でつくる市地球温暖化対策推進パートナーシップ会議「eco(エコ)ット宇治」は、市内に太陽光発電設備を増やす取り組み「おひさまプロジェクト」を立ち上げた。メンバーは市内の保育所や幼稚園に設置を働き掛けるなど、再生可能エネルギーの普及に力を入れていく。

 ecoット宇治はエネルギー問題を巡っては省エネを中心に活動してきたが、温室効果ガスの排出を減らすには再生可能エネルギーの拡大が必要と判断した。1月にプロジェクトを開始した。

 取り組みを通して子どもたちが地球温暖化問題を学ぶ機会になればと、普及対象を市内の私立保育所や幼稚園とした。これまでに活動の趣旨を説明した資料を各施設に送ったほか、航空写真を使って屋根の形状や向きが太陽光発電に向いているか調べている。

 関心を示す保育所や幼稚園には、府内で太陽光発電設備の設置を支援している認定NPO法人「きょうとグリーンファンド」(京都市下京区)を紹介し、実現を後押しする。

 9日午前には、市役所近くにある市職員会館(宇治市宇治)でプロジェクトのメンバー9人による会議が開かれた。太陽光発電設備の設置にかかる費用の概算や府の補助制度について学び、説明に回る場所の振り分けをした。

 プロジェクトのリーダーを務めるecoット宇治運営委員の金澤良彦さん(74)は「1件でも多く設置が進むように頑張り、次世代を担う子どもたちに再生可能エネルギーの大切さを伝えたい」と意気込んでいる。

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