あでやか十二単、旧東海道練り歩く 滋賀・甲賀で「斎王群行」

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斎王役の中村楓佳さんを乗せ旧東海道を練り歩く一行(19日午後2時15分、甲賀市土山町)

 天皇の名代として京の都から伊勢神宮に派遣される斎王の行列を再現した「第20回あいの土山斎王群行」が19日、滋賀県甲賀市土山町の旧東海道沿いで催された。色鮮やかな衣装の行列に、沿道で見物した人たちがカメラやスマートフォンを向けていた。

 斎王群行は、平安時代から鎌倉時代まで続いた5泊6日の旅。同町には宿舎の一つで、国史跡の「垂水斎王頓宮(とんぐう)跡」が残る。その歴史や文化を発信しようと、地元住民でつくる実行委員会が毎年企画している。

 今年の斎王役は佛教大の中村楓佳(ふうか)さん(20)=同町=が務め、あでやかな十二単(ひとえ)姿で御腰輿(およよ)に乗り、女官ら約70人とともに大野小から頓宮跡までの約3キロを練り歩いた。初めて見学した同小3年の入江真帆さん(9)は「衣装がきれいで、行列に参加してみたいと思った」と話した。

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