対馬丸の悲劇忘れぬ 犠牲者漂着の宇検で慰霊碑除幕式

画像対馬丸慰霊碑の前で記念写真に収まる対馬丸の生存者や遺族ら=宇検村宇検

 太平洋戦争中、十島村・悪石島沖で撃沈された学童疎開船・対馬丸の犠牲者が漂着した宇検村宇検の船越海岸で19日、亡くなった人々を追悼する慰霊碑の除幕式があった。生存者や遺族ら約100人が出席し、恒久平和を誓った。

 慰霊碑は、悪石島と対馬丸が出港した那覇市にしかなく、宇検集落の住民らが後世に悲劇を伝えようと建立した。式典では、宇検村の元田信有村長が「世界にはいまなお紛争が続く地がある。平和のありがたさを伝えることが私たちの責務だ」とあいさつ。「二度と同じ悲しみが繰り返されないよう、平和の尊さを発信することを願う」とする沖縄県の翁長雄志知事のメッセージも読み上げられた。

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