姿勢に悪戦苦闘 阿見・吉原小、6年生が座禅

画像座禅を組む吉原小の児童=阿見町吉原

阿見町立吉原小学校(池田直哉校長)の6年生9人が、同町吉原の禅宗寺院「西光寺」で座禅を体験した。「これからの地域を担う子が地域の生い立ちを振り返ることができるように」と企画され、普段は立ち寄ることの少ない寺院を訪れた。

阿見町史によると、吉原小は1875年、西光寺が管理していた医王寺に仮校舎を借りて開校したとされる。同校は2017年度末での閉校が決まっている。

児童は座禅用の座布団に腰を下ろし、両足をもう一方の太ももの上へと乗せ足を組むも、慣れない姿勢に悪戦苦闘。半目で下に目をやり、壁に向かって座禅を組んだ。

宮本知嗣住職(40)が「何も考えない。考えが出てきたら、放っておく」と座禅の心を説きながら、警策と呼ばれる木製の棒を持って境内を歩くと、児童は肩を警策で打ってもらおうと、何人も手を挙げていた。

宮本住職が最後に吉原小と西光寺の歴史について講話した。吉田拓未さん(12)は「座禅は思っていたより足がしびれなかった。吉原だけでなく、町や県の歴史も調べたくなった」と感想を語った。座禅は、吉原地区で土地区画整理事業を行う県竜ケ崎工事事務所と一緒に企画された。 (鈴木里未)

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