【ポップな心霊論】「実は初恋の相手も幽霊なんです」

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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

【実は初恋の相手も幽霊なんです】

あれは中学生のころ。生徒会の仕事をしていて、帰りが夜の9時くらいになってしまった日のことでした。

資料を返しに、ひとりで図書室に向かったんですが……。夜の学校ってめちゃくちゃ不気味ですよね。誰もいないし、真っ暗だし。「怖いな〜」なんて思いながら廊下を歩いてたら、目の前に見たことない制服を着た女のコが現れました。

普通ならゾッとする場面なんですが……。そのコ、めちゃくちゃかわいかったんです!僕、一瞬で恋に落ちちゃったんですよ。一目ぼれでした。

でも、急にそのコが走り出しちゃって。僕も慌てて追いかけたんです。階段を駆け上がっていくんですけど、踊り場のところでたまに振り返ってニコッとしたりして。いやあ、かわいかった……!

そのまま、最上階まで追いかけて行ったところで、姿を見失って。「もしかして」と思って屋上のドアに手をかけたら、いつも閉まってるはずのドアが開いている。

ドキドキしながら外に出たんですけど、女のコの姿が見つからなくて。そのとき「あ、おばけか」と気づきました。でも、やっぱり好きだから、しばらく辺りを捜してたんです。

そしたらいきなり背中をものすごい力でドンと押されて。危うく屋上から落ちて死ぬところでした。それでも、やっぱり好きでしたけどね。

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