<まちびらき>石巻・新門脇 再生へ一歩

画像テープカットと同時に風船を飛ばしてまちびらきを祝った関係者=19日、石巻市南浜町画像

 東日本大震災に伴う土地区画整理事業で生まれ変わった宮城県石巻市新門脇地区で19日、宅地供給がほぼ終了したのを記念してまちびらきイベントが開かれた。

 住民や工事関係者ら300人以上が来場。亀山紘市長は「基盤はできたが、戻りたい人全員が再建してこそ本当の復興。実現に向けて皆さんと一緒に努力したい」と述べ、テープカットをして地域再生の第一歩を祝った。

 土地区画整理事業は2014年8月に着工。施工面積約23.7ヘクタールで総事業費は約85億円。一戸建て250戸分の宅地と災害公営住宅151戸が整備され、昨年10月に災害公営住宅の入居が始まった。地権者に引き渡された宅地では、自宅を再建する動きが出ている。

 新しい街は災害に強い街並みが特徴で、海岸線の防潮堤と内陸の高盛り土道路の二重の壁で津波から地域を守る。日和山につながる避難路の歩道幅も4メートルと広めに確保。災害公営住宅は緊急一時避難所として活用し、最上階には備蓄倉庫を設けている。

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