<アングル宮城>タップ 被災地未来に導く

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躍動/「未来へ光をともしたい」。被災地の復興を願う市民ダンサーの軽快で力強いリズムが笑顔と感動を呼んだ

 心を一つにしたタップの音が鳴り響く。東日本大震災から立ち上がっていく被災地を、未来に導く鼓動のように-。

 仙台市青葉区の市青年文化センターで10~12日に初めて開かれた「東北タップダンス&アートフェスティバル2017 TAP INTO THE LIGHT」。宮城、福島両県の市民ダンサー約50人が国内外のプロダンサーとともに、タップを踏んだ。

 総合演出を担当したのは仙台市出身で世界的ダンサーの熊谷和徳さん(39)。生まれ育った東北の復興を願う。

 塩釜市の女性は小学1年の長男とステージに立った。被災し、一時身を寄せた東京で路上パフォーマンスに感動。塩釜に戻った後、熊谷さんが主宰する仙台の教室でタップを習い始めた。

 「前を向く勇気をくれたタップに感謝しながら踊りました」。晴れの舞台で躍動し、笑顔で汗を拭った。(写真部・佐々木浩明)

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