緑色に光る「ウランガラス」展

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 紫外線を浴びると緑色に発光する「ウランガラス」作品を集めた企画展「ひかりのかたち」が妖精の森ガラス美術館(岡山県鏡野町上斎原)で開かれ、独特の雰囲気を醸す作品の数々が来場者を魅了している。4月3日まで。

 ウランガラスの作品は、人形峠で産出された微量のウランを混ぜて同美術館の工房で制作。今回は県内を中心とする若手からベテランまで16人による鉢や置物、グラスなど約60点を展示している。

 石田彩さん(41)=岡山市北区=の「ペルシャ風瑠璃碗(わん)」は切り子で表面に複雑な模様を描き、小谷栄次さん(56)=倉敷市=はキャップ部分に鶏のモチーフが付いた酒瓶を手掛けた。

 このほか、地層の断面を想起させる高さ60センチのオブジェ、イタリア・ベネチア発祥の伝統技法を駆使してレース編みのような柄を浮かび上がらせた大皿など、見応えのある秀作が並んでいる。

 神戸市の会社員男性(63)と妻(60)は「緑色が印象的で、ガラス作品でこんな世界が表現できるのかと驚いた。日常生活にも取り入れてみたい」と話した。

 午前9時半〜午後5時(入館は同4時半まで)。火曜休館。入館料は大人500円、高校生400円、小中学生300円。問い合わせは妖精の森ガラス美術館(0868—44—7888)。

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