「宇宙桜」天まで届け 児童ら苗木植える

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 東日本大震災の津波被災自治体に桜を植える活動を展開している一般財団法人ワンアース(長谷川洋一代表理事)と洋野町は19日、同町大野のひろのまきば天文台そばの牧草地に、宇宙へ持ち込んだ桜の種子をもとに育てた「宇宙桜」を植樹した。

 約100人が見守る中、水上信宏町長や児童生徒が約1・8メートルの苗木を優しく植えた。大野小4年の男子児童は「有名な桜と一緒に大野のことを世界に知ってもらえたらいい」と笑みを広げた。

 今回の桜は、樹齢約2千年で日本最古とされる山高神代桜(山梨県北杜市)の孫に当たる。2008年11月から約8カ月間、国際宇宙ステーションで保管した種子を育て、その苗木の種子を成長させた。

 桜守の三枝基治さん(67)は「宇宙桜は発芽から2年弱で花が咲くなど成長が早い」と説明。長谷川代表理事は「観光資源としての活用や桜を通した地域交流が進めばいい」と願う。 【写真=「宇宙桜」の苗木を植える洋野町の児童生徒ら】

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