殺人容疑で長女夫婦再逮捕 龍神村の遺棄事件

 和歌山県田辺市龍神村の山林で1月、大工の場谷忠善さん(当時50歳)の遺体が見つかった事件で、県警田辺署捜査本部は19日、殺人容疑で長女の無職柴田幸江容疑者(23)=上富田町朝来=と夫のパート大幸容疑者(31)=同=を再逮捕した。2人は場谷さんの遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で逮捕、送検されていた。大幸容疑者は容疑を認めているが、幸江容疑者は「夫に言われて(場谷さんの)足を押さえたが、認否について今は言いたくない」と供述しているという。

 県警によると、2016年12月6日午前1時ごろ~2時ごろ、2人は共謀し、両容疑者の自宅で就寝中の場谷さんを刃渡り約18センチの包丁で右肩を刺し、出血性ショックで死亡させ殺害した疑い。

 両容疑者宅を捜索した際に押収した大幸容疑者の車の中から場谷さんの血液が検出され、捜査本部は2月27日に死体遺棄の疑いで両容疑者を逮捕していた。捜査本部は、3人に何らかの家族間トラブルがあったとみて動機などを調べている。

 場谷さんの遺体は1月10日、田辺市龍神村柳瀬、虎ケ峰トンネル近くの山の斜面にブルーシートに包まれて遺棄されていたのを、清掃活動をしていた中学生が発見した。

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