石原氏「都庁全体で豊洲に決定」 百条委で、従来主張繰り返す ほか

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1. 石原氏「都庁全体で豊洲に決定」 百条委で、従来主張繰り返す

画像 東京都議会の百条委員会に出席した石原慎太郎元都知事=20日午後

 豊洲市場への移転問題を検証する東京都議会の調査特別委員会(百条委員会)は20日、市場移転を決定した当時の知事だった石原慎太郎氏を証人喚問した。石原氏は「都庁全体の流れで、市場を豊洲に移転することが決定した。逆らいようがなかった」と証言した。

 石原氏は「移転を決裁した責任は認める」としつつ、東京ガスとの用地売買交渉などは「部下に一任していた」と従来の説明を繰り返した。

 その上で、豊洲への移転を延期した小池百合子知事に対し「科学者が豊洲は安全と言うのに、なぜ移転しないのか不可解だし、不作為の責任が問われるべきだ」と改めて批判した。

2. 黒田日銀、見えぬ緩和出口 就任4年、政策運営困難に

画像 日銀の黒田東彦総裁

 日銀の黒田東彦総裁が20日で就任4年を迎えた。大規模な金融緩和を手じまいする出口が見えないまま、米国が利上げに動き、長期金利を低く抑えようとしている日銀の政策運営は困難さを増している。残る1年余りの任期中に、大規模緩和を終える将来展望を示せるかどうかが焦点となる。

 「強力な金融緩和をしっかりと推進していく」。黒田氏は16日の記者会見で、住宅ローンや企業向け融資の目安となる長期金利を0%程度に抑える現状の緩和策を粘り強く続けると強調した。デフレ脱却へ日銀が目指す物価上昇率2%になかなか届かないためだ。

3. 東京で「脱原発」全国集会 鎌田慧さんら訴え

画像 脱原発を訴えてデモ行進する参加者ら=20日午後、東京都渋谷区

 脱原発を呼び掛ける「いのちを守れ!フクシマを忘れないさようなら原発全国集会」が20日、東京・代々木公園で開かれた。市民ら約1万1千人(主催者発表)が参加した。

 登壇した呼び掛け人の一人でルポライターの鎌田慧さんは、福島第1原発事故を巡り国と東京電力の賠償責任を初めて認めた17日の前橋地裁判決を挙げ「今後、この動きは全国に広がっていく。時代遅れな原発に私たちの運動で最後の一押しを」と訴えた。

 原発事故後、福島県郡山市から川崎市に避難している主婦(55)は「原発が引き起こす悲劇を身をもって知った。被害者救済は国の責任だ」と声を張り上げた。

4. しらせ、南極からシドニーに入港 久々の街並みに歓声

画像 オーストラリア・シドニーに入港する南極観測船「しらせ」(右)=20日(共同)

 【シドニー共同】南極・昭和基地での任務を終えた第58次南極観測隊の夏隊と第57次隊の越冬隊の計77人を乗せた観測船しらせが20日午前10時すぎ(日本時間同8時すぎ)、経由地のオーストラリア・シドニーに入港した。

 しらせは、観光名所のハーバーブリッジや世界遺産のオペラハウスなどを間近に見ながら進み、隊員らは久々に目にする街並みや森に、甲板から歓声を上げていた。

 1年以上に及ぶ南極生活を終えた越冬隊の医療担当、森川隊員(44)は「久々に平らな道路を見て、不思議な気分です」と話していた。

 隊員らは23日に空路で帰国、しらせは4月10日に日本に到着する予定。

5. 「日独で自由貿易守る」と首相 スピーチでメルケル氏に訴え

画像 「CeBIT2017」のオープニングイベントであいさつする安倍晋三首相=19日、ドイツ・ハノーバー(ロイター=共同)

 【ハノーバー共同】安倍晋三首相は19日夜(日本時間20日未明)、ドイツ・ハノーバーで20日に開幕する国際情報通信技術見本市「CeBIT(セビット)2017」のオープニングイベントであいさつし「自由貿易と投資の恩恵を受けた日本は、ドイツと共に開かれた体制を守るチャンピオンでありたい」と訴えた。会場にはドイツのメルケル首相も同席した。

 あいさつで安倍首相は両国の共通点を「国土が狭く、天然資源は貧弱でも、めざましい成長ができた」と指摘。メルケル氏に「自由で開かれた、ルールに基づく体制を守り、強くするため共に歩んでいこう」と呼び掛けた。

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