女性正会員受け入れも…五輪ゴルフ会場にはその他問題を指摘する声

画像2020年東京五輪ゴルフ会場問題はこれで決着?(撮影:GettyImages)

2020年東京五輪のゴルフ会場である霞ヶ関カンツリー倶楽部が女性正会員を受け入れてこなかった問題に、同CCは20日(月)に臨時理事会を行い、規則を変更し女性正会員を受け入れる決定をした。

霞ヶ関CCの女性正会員問題は、小池百合子都知事らが女性会員問題に触れたことでクローズアップされた。国際オリンピック委員会(IOC)は1月に組織委員会に対して、いかなる種類の差別も認めないオリンピック憲章(※下部参照)に照らして会場である霞ヶ関CCに正式に女性正会員への開放する旨を要請。トーマス・バッハ会長はもし女性正会員を認めない場合は別会場に変更することも示唆していた。

これには小池都知事も「霞ヶ関CCは女性が正会員になれないことには違和感を覚える。ぜひ一考していただきたい。この時代にあって、女性が正会員になれないというのを外にあまり喧伝してほしくない。逆に言えば改めるいいチャンスではないか」とコメント。2月には「霞ヶ関CCの今後の動きをにらみながら東京都としてのいろんな対応を決めていきたい」とその決定を注視していた。

実際にプレーするプロゴルファーからのコメントは聞かれていなかったが、2月の「ジェネシスオープン」で会見した松山英樹はこの問題に対しての質問に「メンバーシップのことでいろいろ問題はあると思う。僕自身はそこはあまり気にしないようにして、ただ日本のジュニアで僕が一番最初に勝ったアジアアマチュアのお陰で今こうやっていると思うのでできれば霞でやって欲しいという気持ちは人一倍強いです」と答えていた。

ただ、女性会員問題は霞ヶ関CCの規則変更の決定により解決したが、そもそも多くのゴルファーに開かれていないプライベートコースで開催することに対する議論や、真夏の内陸部で長時間のゴルフ競技を実施することに対する安全面の危惧。選手村から遠く離れた会場への輸送など、問題点を指摘する声も多い。今回の決定により、五輪会場問題は一件落着となるのか、それとも…。

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