赤ちゃんも家族も応援 周産期医療の講演会 人気ドラマ関係者招き

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 産婦人科医療を扱った人気テレビドラマ「コウノドリ」に携わった人たちを招き、安心して子どもを産み育てる地域について考える講演会「コウノトリ先生が教えてくれたこと」が20日、横浜市中区の市開港記念会館で開かれた。親子支援などに取り組む人たちでつくる実行委員会の主催で、約250人が参加した。

 コウノドリは週刊誌で連載されている漫画で、産婦人科医療に取り組む医師が主人公。2015年にTBSテレビでドラマ化され、講演会には番組の鈴木早苗プロデューサーが登壇した。

 その後ドラマ制作に協力した県立子ども医療センター(同市南区)新生児科医師の豊島勝昭部長が講演。「生まれつき重度の障害があり、子どもと会うのが怖いと考える親もいる」「僕らも人間だから、答えのないことで悩み続けることもある」「赤ちゃんのことだけでなく、赤ちゃんの家族全体のことを支え応援することが大事」などと思いを語った。

 藤沢市の辰巳直之さん(32)は、一緒に来場した長男の稜太朗君(2)が早産などで小児治療を受けているといい「豊島先生の『長生きすることばかり願いすぎて、日々の生活の大切さに気付けない医療にはしたくない』との話が印象に残った。将来この子に障害が残るとしても、この子に合った生き方が大切と再認識した」と話していた。

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