鈴鹿市の小中6校 太陽光発電の空調完成 全国初導入

【鈴鹿】鈴鹿市が取り組む小中学校空調設備事業の第一期工事完成式典が十九日、同市稲生三丁目の市立稲生小学校であり、関係者ら約百六十人が今年度分の小学校一校、中学校五校のエアコン設置工事完成を祝った。

 今年度から来年度にかけて市内全小学校三十校と全中学校十校の普通教室、特別教室の計約九百教室にエアコンを設置する。既設一カ所を含めた五カ所にある太陽光発電の小規模電力供給システムでエアコンの電力を賄うとともに、余剰電力を売電し、二酸化炭素の排出削減につなげる。同システムの学校施設への導入は全国で初めて。

 環境省の「公共施設等先進的CO2排出削減対策モデル事業」を活用した。総事業費は約三十二億五千万円。市の負担は約十四億一千万円。エアコンは十年間のリース。

 末松則子市長が「将来を見据えた先進的な取り組みを推進していきたい」とあいさつ。環境省地球環境局の鎌形浩史局長は「先進的な取り組みとして日本をリードしてほしい」と祝った。

 同校はエアコンと屋上の太陽光パネル、体育館のLED照明を備え、今月一日から使用している。児童代表として五年生の大谷優妃さん、杉平優水さんの二人が「一層充実した学校生活を送ることができる」とお礼の言葉を述べた。

画像【校舎屋上に設置された太陽光発電のパネル=鈴鹿市稲生3丁目の市立稲生小学校で】

あなたにおすすめ