三菱マテ、京大に「非鉄製錬学講座設立」

非鉄製錬事業を担う人材を産学両方で育成し、非鉄製錬学およびそれを用いたリサイクル技術の発展に資するため

三菱マテリアル(本社・東京都千代田区、社長・竹内章氏)は17日、京都市内の京都大学吉田キャンパス百周年時計台記念館会議室Ⅲで京都大学大学院工学研究科の「非鉄製錬学講座設立」について発表した。寄付額は年間3千万円。三菱マテリアルが寄附講座の設立で支援する目的は、非鉄製錬事業を担う人材を産学両方で育成し、非鉄製錬学およびそれを用いたリサイクル技術の発展に資するため。

飯田三菱マテリアル副社長㊧と北村京大工学研究科長

北村隆行京都大学工学研究科長は「三菱マテリアルの全社挙げての応援に、大変感謝している。今回の寄附講座は若い人の育成・教育が含まれ、パテントを取る必要もなく、非鉄製錬の基礎研究ができる。きょうは科学技術にとって大切な日だ」と述べた。

飯田修三菱マテリアル取締役副社長執行役員は、わが国における非鉄製錬業の位置付け、三菱マテリアルの製錬事業、大学における非鉄製錬学が希少講座になりつつある状況を説明。本講座設立の目的は「厳しい国際競争下でも、わが国の強みである高効率・低環境負荷・高品質の製錬およびリサイクル技術を支える中核人材を育成することにある。この分野での永続的な人材確保を行うためだ」などと強調した。

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