車いすで野鳥探し 京都・鴨川、バリアフリーコース散策 

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双眼鏡などで鴨川の野鳥を観察する参加者たち+(京都市北区・北大路橋付近)

 車いすの利用者らを対象にした「バリアフリー探鳥会」が20日、京都市の鴨川河川敷で開かれた。参加者はカモ類など冬の野鳥を観察しながら、自然豊かな水辺の散策を楽しんだ。

 日本野鳥の会京都支部が、NPO法人京都市肢体障害者協会の協力を得て初めて企画し、同支部のスタッフらを合わせて約30人が参加した。

 車いす利用者も参加しやすいよう、河川敷を上り下りできるスロープや身障者用トイレのあるコースを設定。鴨川右岸の北大路橋(北区)から出町橋(上京区)までの約1・4キロを巡った。

 参加者は双眼鏡や、車いすに乗ったまま利用できる三脚に固定された望遠鏡も使って、ヒドリガモやマガモ、カワウなどが水面や中州で休息する姿を観察した。

 今回の企画に携わった車いす利用者でオーケストラ指揮者の宮野谷義傑さん(42)=兵庫県西宮市=は「多くの鳥と出会えて楽しかった。車いすの利用者でもバードウォッチを体験できるきっかけにしたい」と話していた。

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