「船乗りへ」夢熱く/八戸水産高実習船、航海終え帰港

実習生を代表し、あいさつする内城さん(手前)

 青森県八戸市の八戸水産高校(米内山裕校長)の実習船「青森丸」(660トン)が、ハワイ南方海域でのマグロはえ縄漁など70日間の国際航海実習を終え20日、八戸港に帰港した。着岸した館鼻岸壁では大勢の家族らが船を出迎え、たくましく成長した生徒たちの姿に目を細めた。
 
 実習には海洋生産科2年生32人、専攻科の漁業科・機関科の1年生18人が参加した。同海域で32回操業し、約33トンのマグロを漁獲。三崎港(神奈川)に水揚げし、約2500万円で販売した。
 
 岸壁で開いた「帰航式」で、米内山校長が「皆さんりりしい表情でたくましくなった」とあいさつ。
 
 実習生を代表し内城拓麻さん(海洋生産科2年)が「船内で集団生活の大変さや譲り合いの大切さを学び、視野が広がった。自分たちで掃除や洗濯、食事の準備もしてみて、それを毎日行ってくれる親には感謝の気持ちでいっぱい」と述べた。
 
 同校8年ぶりの女子実習生となった木下綾清(あやせ)さん(同)は「自分より大きいマグロがたくさん捕れ、迫力満点だった。船でしか勉強できない漁のことや船体設備を学び、将来、船乗りになりたいと思った」と目を輝かせた。

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