マルモ、「平成ルーフ」用通し吊子成型機の本格稼働開始

冬場対策と材料ロス改善

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マルモ(本社・北見市、社長・丸茂紳司氏)は昨秋、冬季対策や材料ロスの改善などを目指し、板金部門で平成ルーフ用の通し吊子成型機を導入し、本格稼働を開始した。

同社はこれまで、ハゼ高が長尺蟻掛より高く防水性に優れることからポピュラーとなっている屋根材・平成ルーフの販売に際して、平成ルーフ本体は保有する可変式成型機で自社製造していたが、吊子は既製品を購入し対応していた。しかし、冬場閑散期の仕事確保や、「カラー鋼板の残材を活用して製造できるため、材料ロスの改善を図れる」(丸茂社長)ことから、平成ルーフ用通し吊子成型機(内田機械工業製)を新たに導入した。

自社製造可能となった通し吊子は最大板厚0・4ミリまで対応可能で、一般的に使われている部分吊子に比べて強度に優れ、施工後の強度は吊子一体型の屋根材と同程度を確保でき、施工性の向上にも役立つ。また、板金施工業者の仕事や各種資材の販売が極端に停滞する冬期間に製造しストックすることも可能で、材料ロスの減少と共に工場の生産性もアップ。加えて自社製造で従来品よりも高品質を確保できるようになり、「お客様に、より良い商品をお届けできる」(同)としている。

同社は鉄鋼・土木資材(H形鋼、ガス管、軽量形鋼、異形棒鋼、鉄板、スーパーダイマ、ステンレス各種)、機工(電動工具、作業工具、伝動機器、物流機器、空圧油圧機器、中古機械など)、板金(カラー鋼板、屋根・壁用各種成型材など)が三本柱で、板金部門ではスリッターを始め、各種屋根・壁材の成型機を多数保有している。

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