「郷土」が詰まってる 子ども向け、町の伝統や偉人紹介

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 朝日町の前教育長安藤昭郎さん(72)=同町宮宿=が、町の歴史や偉人の業績を記した書籍「郷土(ふるさと)に生きる君たちへ」を発行した。町の将来を担う子どもたちに先人の知恵を知ってもらい、人生を生き抜く糧にしてほしいとの思いを込めて作成。町史編さん専門員らと共に調査してきた内容をまとめ、町について理解を深めるための一冊に仕上がった。

 安藤さんは1968(昭和43)年に山形大教育学部を卒業。町内3小学校の校長を歴任し、2008年10月から6年半にわたり教育長を務めた。功績が認められ、昨秋の叙勲で瑞宝双光章(教育功労)を受けた。

 書籍は西五百川(いもがわ)、宮宿、大谷の3地区における伝統行事や偉人を紹介。名誉町民で医師の熊谷謙三郎(1888〜1981年)の生涯、宮宿小伝統の「かぼちゃ大運動会」が始まるきっかけなどが記されている。漢字にはルビを振り、低学年児童でも理解できるように工夫した。

 A4判102ページ。フルカラーで620部発行し、町内の小中学生がいる世帯などに配った。安藤さんは「書籍が家族の語らいの一助となればうれしい」と話している。

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