大川保全へ多くの人の力を 立命大生、滋賀・守山で初灯籠祭

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大川の周囲に自生する竹を活用した祭りに向け、準備を進める学生と地元住民たち(滋賀県守山市今浜町・美崎自治会館)

 立命館守山高(滋賀県守山市三宅町)の卒業生らを中心とした立命館大の学生団体「haconiwa」が、野洲川の分流だった同市今浜町の大川の環境整備に地元住民とともに取り組んでいる。4月には、多くの人が大川に集まる機会にしようと、灯籠を川に浮かべるイベントを初めて開催する。

 大川では、河川環境整備のため2011年度に美崎自治会と京都大、立命館守山高、同市が「大川活用プロジェクト」を発足。同高在学中に参加した学生らが「継続的に活動したい」と15年に団体を結成した。約10人で、これまでに小中学生向けの環境学習会や、川の活性化を目指した住民との意見交換会などを開いてきた。

 イベントは「学生主体で川を盛り上げよう」と企画。環境学習などに使えるよう市が河口部に設置するウッドデッキが完成するのに合わせて、4月22日に開催する。川の周りに自生する竹を活用し、水面約100メートルにわたって約500個の竹灯籠を並べ、川の魅力をアピールする。「竹灯籠祭り」と銘打ち、毎年開催する予定。

 3月上旬、学生と住民計10人が美崎自治会館に集まり、竹を約20センチ幅に裁断機で切る作業などに取り組んだ。同プロジェクト世話人の伊藤潔さん(70)は「自主的に若い人たちが大川に関わってくれるのは頼もしい」と話す。団体代表の3年桑原知希さん(21)=同市横江町=は「多くの人が大川の環境保全に関わってもらえるよう頑張る」と意気込む。

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