韓国の朴前大統領が検察に出頭 収賄容疑で取り調べ ほか

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1. 韓国の朴前大統領が検察に出頭 収賄容疑で取り調べ

画像 ソウル中央地検に出頭する朴槿恵前大統領=21日(代表撮影・共同)画像 朴槿恵前大統領のソウル中央地検への出頭を前に、自宅周辺で警備にあたる警察官=21日、ソウル(共同)

 【ソウル共同】韓国の朴槿恵前大統領(65)は21日、ソウル中央地検に出頭した。地検は朴氏が親友の崔順実被告と共謀し、サムスングループから巨額の賄賂を受け取ったとの収賄容疑などで取り調べる。朴氏は憲法裁判所に罷免され不起訴特権を失っており、少なくとも在宅起訴は免れない見通しで、逮捕も現実味を帯びている。朴氏は報道陣に「国民の皆さまに申し訳なく思う。誠実に取り調べに臨む」と述べ、庁舎内に入った。

 1987年に改正された現行憲法下で検察に出頭を求められた大統領経験者は4人目。

2. 「共謀罪」法案、閣議決定 刑法体系、大きく変容へ

画像 閣議後、記者の質問に答える金田法相=21日午前、国会

 政府は21日、共謀罪の構成要件を変えた組織犯罪処罰法改正案を閣議決定した。今国会に提出する。成立すれば広範な犯罪を計画段階で処罰できるようになり、実行後の処罰を原則としてきた日本の刑法体系は大きく変わる。捜査機関の恣意的な運用や市民団体への適用を懸念する声も根強く、国会では与野党の激しい論戦が予想される。

 金田勝年法相は記者会見で「国会で十分審議していただき、速やかに成立させたい」と述べた。

 政府はテロ対策のため、国際組織犯罪防止条約の早期締結を目指し、条約は「重大犯罪の合意」などを犯罪とするよう締結国に要請。政府はこれを「共謀罪」新設の根拠にしている。

3. 遺族年金の男女差「合憲」 最高裁初判断

画像 最高裁判所

 遺族補償年金を巡り、夫を亡くした妻は無条件で支給対象とする一方、妻を亡くした夫には条件を設けた規定が、憲法の「法の下の平等」に違反するかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(山崎敏充裁判長)は21日、合憲との初判断を示した。

 判決は「男女間の生産年齢人口に占める労働力人口の割合の違いや、平均賃金の格差などを考慮すると、規定が合理的な理由を欠くとは言えない」と指摘した。

 遺族補償年金は、配偶者が死亡した際、妻は自分の年齢に関係なく受け取れる一方、夫は60歳以上(1990年以降は特例で55歳以上)であることを要件としている。

4. 東京都心で桜開花 気象庁、全国で最も早く

画像 東京・靖国神社境内にある標本木で開花したソメイヨシノ=21日午前

 気象庁は21日、東京都心で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より5日早く、昨年と同日。開花宣言は全国で最も早い。

 21日午前、千代田区の靖国神社境内にある標本木の花が5輪開いているのを、気象庁の職員が確認した。満開までは1週間から10日程度かかるという。

 民間気象会社の予想では、3月に入って冷え込む日が多く全国的につぼみの成長が遅れていたが、暖かい日が増え、月末までに西日本や東海、関東で開花が進みそうだ。

5. 文科相、天下りで月内追加処分 内閣府監視委に調査状況報告

画像 松野博一文部科学相

 松野博一文部科学相は21日の記者会見で、文科省の天下り問題に絡み、新たに再就職規制違反が発覚した同省幹部らを今月中に懲戒処分する考えを示した。「4月1日には新たな人事異動があるので、処分を年度内に行いたい」と述べた。

 文科省は21日、内閣府の再就職等監視委員会に省内調査の状況を報告した。文科省は今月末までに最終報告をまとめる。

 文科省は1月20日、違法な天下りに関わったとして、7人を処分。その後の内部調査で新たに30件超の国家公務員法違反が見つかり、これまでの判明分と合わせ、違反事案は約60件になる見通しとなり、追加処分を検討していた。

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