マツバガニ今季も高かった 兵庫の港で最後の競り

シーズンを締めくくるマツバガニの最終競り=兵庫県香美町香住区、柴山港

 山陰沖のマツバガニ(ズワイガニ雄)漁が20日で最終日を迎え、21日朝、但馬の各漁港でシーズン最後の競りがあった。カニ人気は依然高く、仲買人からは「今期も値が張り、大変だった」との声も漏れた。

 漁は昨年11月6日に解禁。但馬水産事務所によると、マツバガニの価格は高止まりが続いており、但馬では昨年12月末時点で、1キロ当たりの単価が前年比6・8%増の6413円だった。

 兵庫県香美町香住区の柴山港にはこの日、漁船3隻が計2750匹を水揚げした。午前7時に競りが始まると、仲買人たちは慎重に品定めしながら手元の木札に値段を書き入れ、次々と競り落としていった。この日の同港の漁獲金額は約1千万円、1匹の最高額は1万7千円だった。

 但馬漁協柴山支所の和田耕治支所長(56)は「年明け以降はしけが多かったが、但馬では大きな事故もなく、無事に漁期を終えられた」と振り返った。(黒川裕生)

あなたにおすすめ